海堂尊螺鈿迷宮」読了。
頭の中では「螺旋迷宮」にタイトルチェンジしている。
本編に螺旋階段も出てくるもんで、イメージがごっちゃになってしまった。
て言うか、装丁に惹かれて選んでしまったが、
どうも読む順番を間違えたようだナ。
バチスタが先だったかー。
まあいいけどね。


初の海堂さん。
一冊読んだだけだけでは、傾向は判断できないですが、
みずみずしい文章を書く人だなあとは思いました。
(この場合の文章は内容ではなく一文単位での話。)
若々しいとはちょっと違うんですけどね。
こういう文章を書く人は久しぶりです。
流石に医者だけあって、医療現場の描写がリアル。
逐一全部書かずに、書き飛ばしているのがリアルさを感じるんですよね。
「頑張って調べた」系だと、どうしても書き込んじゃうから。


白鳥さん、キャラが濃いなあと思っていたら、
本家シリーズの主要人物でしたか。
そちらも読んでみる気になりました。
取り急ぎ次は、また戻って東野さんにいこうかな。
湯川シリーズ読み終わっちゃったからつまんないよ〜。