海堂尊を読みながら東野圭吾を読んでいたのだが、
やっぱり短編集の方が早く読める。
・・・という訳で東野圭吾探偵ガリレオ」読了。
タイトル出すと流石に恥かしいな。
でもドラマの一話目を見たときに、
最後のどんでん返しが面白いなと思ったんですよ。
そう思って原作読んだら。


どんでん返しはドラマのオリジナルだった。


はい。ドラマスタッフに拍手〜。(パチパチ)


この本では、推理小説のお約束を無視している部分があり、
「おい!そんなんアリかよ!!」とツッコみながら読んだ。
ミステリィというより名探偵物。
このジャンルの場合、探偵がカッコよく活躍している事が大命題であり、
トリック・犯人が絶対に判るはずのない書き方をしててもノープロブレム。
コナン君やホームズもこのジャンルである。と思う。


理系ミステリィは好き。
推理小説では、特殊な知識がなければ解けない謎解きは、一応反則とされているので、
"そういう現象があります"的トリックが出てくる理系ミステリィ
スレスレというよりむしろドボンな場合が多い。のだが。
「出来るか――!!!」と本を投げたくなる回数が少ないのもまた事実。
ドラマより湯川助教授(←小説に倣い)が可愛いキャラクターでした。