会社は休みだが、経営方針発表会のデータを作成しに出勤。
お昼からだった為に「バニーボーイ」を見てから出かけたら
案の定、妙に上昇気味のテンションに。
ぴょんぴょんとウサギさん跳び(notウサギ跳び)をするコバケンをかみ締めつつ、
営業部がいない為に静かな事務所で思い出し笑いを堪えつつ、
パソコンに向かっておりました。


乙一「ZOO」読了。
計11話の短編の内、死人が登場しないのは1作だけというスゴイ本。
割と好きだったのは「血液を探せ!」。
ミステリーの道筋をきちんと踏んでいるにも拘らず、
なんだろう、この裏技的な匂い。(笑)やっぱコントだからかな。
体に包丁が刺さっている人が突っ込み、という
非常に明後日な同情をさそうお話だった。


面白い設定だったのは「SO-far」。
オチは無難ながらも、この設定ならファンタジーにもミステリーにも行けそうだ。
「SEVEN ROOMS」も面白く読んだけど読後感が悪〜!
同じ投げっぱ話なら「カザリとヨーコ」の方が好き。
むしろちゃんと殺人に対する罪悪感に苛まれている「Closet」が
異色に感じてしまう短編集。
そこら辺のズラシがね、いかにも最近の若手っぽくて好感。