スクラップ・ヘブン」鑑賞。
フラガール」の李相日監督です。


オダギリ・カセリョー・栗山と出演者は申し分ない。
柄本明もピリリと締めてます。
オープニングもとても面白く始まりました。



・・・・が!


この手に良くある感じで展開して、よくある感じで終わりました。
あああああ!!!惜しい!!
そっち方向に風呂敷を広げると、たたみ方は限られるからさ!
ストーリィに文句ないけど、あともうちょっとが欲しかった!
この映画ならではのモノが!
望める余地のある映画にしか望まないから!だから望む!


ちなみに、この次の年に作った「フラガール」も
大変によくあるストーリィ展開を見せましたが、
この映画ならではのモノがギュウっと詰め込まれていましたね。
だからこその大ヒットだったと思います。
監督凄い。


それにしても、オダギリがキラめいておりました。
芝居云々ではなく。
キラメキとお花が同時に画面に舞う男。不思議な人間だ・・・。