「トレイン・スポッティング」鑑賞。


人から勧められて見たのですが、
ウッカリ休日ブランチをしながら見てしまいました。(苦笑)
そういやヘロインの話だったけか。
流石に途中で箸が止まったが、その後は気にせず食べながら見る。


そーんな話なのに、
登場人物の多くがヘロインでボロボロなのに、
赤ん坊の首が真後ろまで回ったりするのに(怖!)、
鑑賞後の印象は明るい映画。
ここまでやって、ネガティブさを感じないのは凄い。
テンポ良し。音楽良し。映像も面白い。
ラストの締め方も好き。
ストーリィ全体から見れば、ミもフタもない主人公の選択ですが、
それがもう気持ち良いんだ。
人間の愚かさを突き詰めて、こんな映画になるならそれも良い。


スコットランドという舞台も良い。
役者さんも皆さんスコットランド出身なのかな?
その地域が持っている歪さは、そこで育った人々の性格に反映しますから、
役者さん達の出身と舞台になっている土地が一致してるのって、
侮れないパワーを持つんですよね。
日本で言えば、大阪が舞台の大阪人の話を大阪人のみで演じるって事ですね。
おお、濃い。そして最強だ。


ユアン若いー。ユアンは好きです。
何がしかの欠落を感じるところが(笑)。
母性本能がくすぐられるんですよねー。
良い映画でした。きっとまた見たくなる。