銀金の宣伝美術様とミュージカル『CHICAGO』観劇。
アカサカサカス


河村隆一氏目当てでございました。
初舞台ですから、見るほうもハラハラ。
しかし、セリフは一度も噛まず、
それどころか相当早口で喋らねばならぬ場所も難なくこなし、
最近更に上手くなった歌声も伸びやかに、
胡散臭い役どころもぴったり。
安心して観る事ができました!


そして元宝塚の和央(ワオ)さんが!
歌も踊りも素晴らしいのですが、
それ以上に、手を挙げても振り向いても溢れる舞台女優のキラメキ。
舞台屋の貫禄と美しさを十二分に発揮してました!
ホント素敵でしたよ。
この人が出るなら、次の出演作も見たいと思うぐらい。


米倉も頑張ってたと思うんですけど、
相手役が和央さんなのは、正直可哀相だと思った。
大舞台に立てば、顔の良し悪しなんて正直見えないですから、
美人オーラという意味不明なものを発せられるかどうかが勝負。
帽子を持ち上げる仕草一つとっても、
何年も舞台の一番目立つところで磨かれたものには叶わないよなー。


最後にミュージカル全体の感想。
ショーで楽しませる事を前提とした、ゆるゆるストーリィなので、
その肝心の部分が及ばないと、なんちゅうか、ホラ・・・ね?
・・・といった感じでした。
口を出す人間が多い興行は、消化不良になりやすい・・・。
要所要所では高い技術力を楽しませて頂きました。


終演後はベルギービールを片手に
超美味いイベリコ豚とかエスカルゴとか食べてきました。
美味い〜そして安い〜!