小高い丘から緑の海を眺め、
寄せては返す波の音をBGMに冒険小説を読んで過ごしました。
水着で入る無料の露天風呂があったりして。
夕日を眺めながら岩に砕ける波を見ながら、生物学の本を読んだり。


宿のおば様に「退屈じゃなかった?」と聞かれましたが、
退屈するために来ているんですよ。
見る所がいっぱいあると、精力的に周ってしまって休めない。(笑)


島のいたる所にゴロゴロしているモヤイ像は、
一線を越えない人の"芸術的なるもの"への下心を感じて結構好きだ。
そういう人の作品は見ていて安心する。
逆に、新島はガラスアートに力を入れておりまして、
世界でも指折りのガラス作家の作品が展示してあるんですけどね。
のほほんとした島で、一線を越えちゃった人の作品を見る違和感ったらない。
向こう側に対する免疫力が落ちてますからね。危険危険!
結構アーティスティックな島で面白かったです。