もの書き仲間と日本酒呑みの会。


この方とは、書きたい衝動が似ているので話が盛り上がります。
日本語のフレーズの美しさとか、
上から見下す文語体の硬さとか、
言葉で埋め尽くされた後に出た一言の沈黙とか、
表現上の一手段に書く衝動を覚えます。
そこでは書く内容など、ぶっちゃけどうでもよく。(笑)


それを使うがために、
感情的なエッセンスを捻くりだす事もございますのよ。(優雅)
勿論、逆も然りですが。


学校では、作者が言わんとしている事ばかりに注目させられて、
どんな言葉を使ってどういう表現で書かれているかって事は
誰も教えてくれなかったものです。
作家達の言葉の彩り方をもっと味わんと勿体ない。
新じゃがは皮ごと。川魚は内臓ごと。作品は表現方法ごと。
残さず味わいたいものです。


日本語圏に生まれ、今なお英語も満足に話せない我々は、
不思議の国のアリス」とシェイクスピアを本当の意味で味わう事が出来ない。
あの名作の素晴らしさは原文でないと判らんのだよ!!その背景の文化も含めてな!
・・・てな事を言いながらヨヨと泣いてきました。
本当に単なる酔っ払いです。