映画『クライマーズ・ハイ』鑑賞。


ストーリィはともかく、構成がなんとなく腑に落ちない。(笑)
(ストーリィは見る人を考えなくともいいけど、
構成は見る人を考えるべきもの・・・だと思う。)


体調のせいか、若干酔うカメラワークだった。
皆さんの演技は良いヨ。
猿時さんがいい感じにキモ怖なんだわ!
堺さんは、やっぱ半袖シャツが似合う。
そして個人的には、
悠木(=堤真一)のような上司がいたら殴ってやりたくなると思う。
カリスマ性で強引に引っ張って行くと思いきや、そこでビビリなの!?
ちょっと!ちょっとちょっと!(腕つき)


映画全体としたら、非常に緊張感のある雰囲気を作っており、
嫉妬や虚栄心等の男特有の黒い人間性も出ており、
仕事でのウッカリ盛り上がりも良く、
キャスト・スタッフ個々の仕事には何の不満もない。
『いろいろあったけど・・・・ま・俺頑張ったヨ☆』という
ラストの空気がなんとなく腑に落ちないだけなのよ〜。


魍魎〜の時も、ラスト周辺にモジャっと来た気がするので、これは監督の癖かな・・。
見ている最中は楽しいのですよ。
物語の世界観を構築する、あの技術は素晴らしい。