コンスタンティン」鑑賞。


設定だけで酔える私は、この映画に設定ハマリを感じてレンタル。
うん!酔えた!設定にハマれる映画!(笑顔)
無駄とも思える設定をきっちり守るところから始まる面白さってあるよね!
だってソコを外したら、ファンタジーの4割とSFの9割は意味がなくなるし!
(ファンタジーの範疇は広大なので。)


そもそもキリスト教がベースになっている話は大変弱い。
神=善・悪魔=悪という前提の中で、どうアレンジして
主人公のスタンスを何処に持っていくかが腕の見せ所な訳で。
そう言っても、この設定に選択肢の幅はそうない。
キリスト教を出すなら、悪魔と天使の対立の構図はどうしたって必要だし、
その上、悪魔が勝ってはならないし。


だからこそ、こねくり回された設定に胸キュンするのですよ。


この映画の場合、ストーリィが妙に半端なのが良いわ!
それにキャラクターの使い方がどうかと思うわ!
2時間に対して設定が多すぎるのよね〜。
始まり方はカッコいいのに〜。
なのに腹が立たない不思議な映画!
やはり設定のせいかしら。(笑顔)


あ、もちろん視覚効果も素晴らしい。風の使い方が上手い。
セットも好き。部屋としては妙に長いキアヌルームが不安感を煽っていい。
カメラワークが好き。アクションの命!
キアヌはやっぱカッコ良かったわ!
歩いている後姿を見ると、映画に出るために生まれてきたような人だと思う。
過去の自殺未遂の贖罪のために、悪魔祓いをして恩赦を得ようとする
主人公のキャラが可愛くて面白い。なにそのツンデレ


これだけ半端があると埋め甲斐があるってものよ。(もの書きの遊び)
埋めていく内に、自分のネタの種になることもあるから、こういう映画は好きですよ。