いつも一緒。

7日目はトロイ!
しかし現地ガイドさんのテンションはあまり高くありません。
「エフェス遺跡を見た後だと、皆さん驚いてくれないんですよね〜・・・」
いやいや!トロイだって立派な世界遺産
確かにエフェスに比べたら地味だったけどね!


日本では偉人〜なシュリーマンも、ガイドさんは良い印象を持っていないよう。
まあ、遺跡を相当傷つけた上に、強行に発掘して、財宝を持っていた人だからね・・・。
説明をしてもらいながらぐるりと遺跡を回る。地味だけど、結構広いです。
紀元前3000年の遺跡か・・・。中国じゃ殷もまだだなぁ。
凄い土地だ。本当にここは。


お約束ですから、しっかりトロイの木馬に登ってきました。
間抜けな顔の木馬を見ると、思わず歌いたくなる「おーい!はに丸」のテーマソング。
歌いながら自由時間に遺跡をもう一周する。
・・・が、やっぱり意外に広いトロイ遺跡。
この日も結局ダッシュでバスまで戻ることとなりました。
毎日すみません。添乗員さん。


そして最終目的地イスタンブルに向かいます。
トロイまで来ると、一回ダーダネルス海峡を渡り、
ヨーロッパ側に行ってから上周りで入った方が断然早いです。
そんな訳でフェリーにのり、トルコのアジア側からヨーロッパ側へ移動。
アジアとヨーロッパの境を船で移動するなんて、とってもロマンです。
この辺になってくると、運転手さんとも大分仲良くなっております。
片言の日本語で沢山しゃべりかけてくれました。
家に本があって、勉強しているんですって。なんてありがたい。
今度、休暇で日本にいらっしゃるそうです。喜んでもらえたらいいなあ。


菜の花が、黄色いレンガの道みたいに咲き乱れる一帯を抜け、
とうとう来たぞ!イスタンブル
さっそく巻き込まれるイスタンブル名物、夕方の渋滞!
噂通りでしたよ!私、絶対この地で運転できない!(笑)


夜はドレスアップしてベリーダンスディナーショウ。
あれは・・・どういう理屈で腰が動いているんでしょうか・・・。
ものすごく筋肉を使いそうなのに、ちゃんと柔らかそうなお腹。
手の動きも非常に優雅でウットリします。
間に挟まる民族舞踊も面白かったです。
観客から選ばれた男性が、サクラじゃないかと思うほどいいリアクションで。
観光客らしく楽しんできましたよ〜。


イスタンブルに着いてしまうと、
もうこの旅も終わりなんだなぁと寂しさがこみ上げてきます。
原田も同じ様な気分だったのか、私が風呂に入ろうかな〜という時に、
「ホテルの中を探検してくる!」と一人で出て行きました。
小1時間ほどで帰還。
「スカイラウンジを覗いてみたけど、あまりのいい雰囲気に、
降りたエレベータにそのまま乗って帰ってきたよ!」と悔しそうに報告してくれました。