大劇場

6日目はエフェス〜!
トルコは見るものがいっぱいあるなあ・・・。


さて、エフェスの前に革製品のお店に連れて行かれ、
いきなりファッションショー。
オーリー似の男性に流し目をされたところで、お買い物ターイム!
試着だけはいっぱいしました。(笑)
だってパターンが日本人の体に合わないんだもん。


旅行中、何度も言われていましたが、
ここでも原田は「ハーフですか?」と聞かれてました。
トルコ人から見ると生粋の日本人には見えないみたいですね。
絨毯屋のあんちゃんは「アメリカ人とのハーフに見える」と言ってました。アメリカ人って。
(以上を踏まえ、日本人じゃないフリをしよう遊びもしてきました。/笑)


同行の奥様方はまた荷物を増やし、世界七不思議の一つアルテミス神殿へ。
柱 一 本 !
紀元前7世紀頃から建てられ、125年に破壊されたそうな。
古いですね。そんな古い柱が、柵も無くぽつんと建ってていいのでしょうか。
ドツこうと思えばドツけますけど。すごいなトルコ。


そしてエフェス遺跡です!
プラトンアレクサンドロス大王クレオパトラ
聖母マリア十二使徒ヨハネも訪れたと言われる街です。
大理石の道を通り、まさに遺跡の中を歩いて見学です。
石の文化って、時間のスパンも建物としての規模も全然違う。
レリーフの美しいこと。こんな街が遥か昔にあったんだなあ・・・。


我々の目当てだった、大劇場は思いのほかあっさりと通過。
そのまま出口へと向かってしまい、やや心残りな私達。
出口直前で、現地ガイドさんが言いました。
「そこにお手洗いがありますので御用の方はどうぞ。10分後にバス集合でお願いします。」


「・・・10分後にバス」 私たちはお互い腕時計を見て呟く。
「・・・10分後にバス」 そろりと後ろに下がりながら添乗員さんをチラ見。
「10分後にバース!」 必ず戻ります!の気持ちを伝え(笑)劇場までダッシュで戻ります!


2万人収容できる大劇場〜!
紀元前から使われ、今現在も杮上げ(杮落としの逆)が来てないんですよ!
ちゃんと舞台面で声の反響具合を調べました。
原田はトルコでういろう売りを披露。
お客様がいない状態だと、声を張ると反響しすぎて逆に聞き取りにくい。
普通の話し声で充分聞こえる。素晴らしい設計です!
いいモノ書きます、と2000年前からいらっしゃるミューズにご挨拶をし、
また今来た道をダッシュで戻りました。満足!


この日のホテルはエーゲ海沿いに建つホテルでした。
夕焼けに染まる街をかもめが横切り、なんだかもう映画のワンシーンのよう。
晩御飯の後も真っ黒なエーゲ海を横目に散歩。
星がとてもきれいだった。
・・・まあ、オリオン座くらいしか判らなかったけど。
エーゲ海を前に「潮臭い。」と言うのもナンなので、
エーゲ海臭い。」と言ったら「それで何か変えたつもりか」と突っ込まれました。