モノ書き仲間と久しぶりに遊んできました。


お話を書く人間は、その書いた世界に対して神の視点を持つ。
と、同時に主人公達の心情も追いかける。
その客観と主観の行き来が難しい、という話をしてきました。


お話を広げすぎたまま、ラスト近くになってしまった時、
書き手は焦って、急に神の視点オンリーで話を閉め始めるので
見てる側はキョトーンとするんですよねぇ・・・。
登場人物たちがマリオネットにしか見えなくなる瞬間?
イタイイタイ。


見ている側は判っても、書いている瞬間って判らない。
また、2.3時間で書けるものなら、まだどちらかを維持できるけど、
一週間も一ヶ月もかかる物は、視点なんてその日の状態でコロコロ変わるからなー。
いかにそれを自分で発見して、戻れるか、なんだよ。


残念ながら、発見法も対処法も、
各人が自分で獲得するしか道がないように思う。
数学なら、誰かが出した答えからスタートできるのにね。
なんだかもう、エネルギーの無駄が多いジャンルだよなー。