ネバーランド」鑑賞。
ジョニデが出ていたのに、公開当時見にいけなかった作品。
もの書きの話は、どうしても肩入れして見てしまうよ。


ピーター・パンは子供の頃大好きだったお話。
あの登場人物達の意思疎通の無さとピーターの自分勝手っぷりは
子供心にもモジャモジャしたものだった。(笑)
中盤戦が居心地悪いんだよなぁ。あの話。
しかして空想力を書き立てる素晴らしい作品であることは間違いない。


思い入れがある作品を主題にしているだけに、
もうちょっと書き込んでくれても良かったのになあ、と思いもした。
どっかの関係性にもう少しだけウエイトを置いてくれれば、
しっかりとした重心が取れたのかも?とか思ってみたり?
いえ、しっかり泣きましたけど。


ピーター・パンは子供でい続ける男の子だ。
でもこのお話に出てくるピーターは一生懸命大人になろうとして、
映画としてもそれを肯定している。
一方で非常に空想的な世界観も肯定している。
不思議なバランスです。
でもその路線を取ってくれたことは嬉しいな。
テンポ良し。空想と現実のシーンのつなぎ方が面白いし上手い!
ケイト・ウィンスレットは相変わらず綺麗だ。彼女は時代物が似合う。
フレディはホント・・・恐ろしい子役だ・・・。