続いてKKP「LENS」感想!


美しく流れ落ちるプロット!!!
コバケンはお話を(ネタも)前から考えるのか
後ろから考えるのか判らない人だなと思っていたが、正に!!
効果的になるように、細かーく細かーく伏線が張ってある。
一本の芝居になると、モノ書きとしての凄さがよく判ります。
特にミステリーを舞台でやるのは本当に難しいんだ!(経験者。)


名探偵のキャラ設定もミステリー好きの壺を突いている!
自身の頭の良さに気付いていない説明不足キャラだなんて!
しかも小説書き!完璧だ!
その上、あのキャラ設定は時代が現代だったら活きないんですよ。
大正ロッマーンだから馴染む。
凄いんです!設定とプロットの緻密さが本当に凄いんです〜!


っていうかコバケンが普通に可愛かった。(感想着地)
書生の衣裳がまた私好みで。
やや舌足らずにちょっとダメっ子。
フとした動作の何もかもが可愛くて、いっそコ憎たらしい。(笑)
久ヶ沢さんも相変わらず自由度高くて面白い。
とぼけキャラの筈の天城(=コバケン)が突っ込みまくっている。


これが「百色眼鏡」に続くかと思うと、それもまた楽しい。
天城の印象が随分違ったな〜。
これから「百色眼鏡」を見る度、
ブーツのショットでにやりと笑ってしまうんだろうな。