第一話。

「医龍」の再放送が始まった。
最終回のお昼までに全話やるようだ。
うん、これでコンプリートが出来そう。
そんな目先の最終話視聴率のためにDVD購入予備軍を自ら潰すとは・・・
さすがフジ。大物だ。
でも第一話は微妙にカットされていた模様?


それよりなにより朝田(=坂口)の性格が浮き足立って見えるのが
気になってしょうがない。
ドラマ第一話では往々に起こることだけどね。
役者さんがキャラを掴めてないと
見ているこっちもキャラが掴めないので歯がゆい〜。(笑)


でもさすが「医龍」第一話!と思わせる演出でしたよ!
むしろ回を重ねていくごとにベタさが薄くなってるよ!


朝田 「医者にはもうならない!」
(過去に色々あったっぽいのを匂わせましょう。)
  ↓
いつも側にいた看護師が倒れる!即座に緊急施術!
(この場合、常人も驚く奇抜さがあると効果的です)
  ↓
見事息を引き返す看護師!「やっぱり龍ちゃん(坂口です)はサイコーね。」
(さっきまで息が止まっていてても笑顔で!)
  ↓
朝田(医者に戻る決意を固め一言)「負けたよ・・・。」


「え?何に?」とTVに向かって思わず突っ込んでしまった。
ベタなセリフで強引にクロージングしない!(笑)
そういうセリフは、相手の策略によって、
切る手札がなくなってしまった時に使うもんだ〜。
言いたくなる(=言わせたくなる)気持ちも判るけどね!
なんか妙に決まるしね。


医龍を見ると結構勉強になります。
本当に大勢の方が見るものは、こういう要素って必要不可欠だと思う。
「ハズシ」は「王道」を理解してこそ。面白いかどうかは別の話だし。
このドラマは「楽しい」から私は大好きだー。