コバケン!

観劇仲間、銀金の広報美術様に誘われて
本多劇場にKKPの芝居(≒コント)を見に行ってきましたー!!
横隔膜が疲れ果てるほど笑ってきましたよ。
舞台上で噴き出している出演者を見て、観客も大笑い。
お話は幻のライトフライヤー号を作成する男達の話で、
モチーフも大変私好みです。
エンディングが開放感があって力いっぱいカッコいい!
カーテンコールも皆で音楽にあわせて手拍子。
参加してきた!って感じ。


それにしても小林ケンタローはスゴイ!
彼は男の隙が多過ぎる!!
混ざるタイミングを虎視眈々と狙っている姿も
相手のアドリブに負けて「ごめんなさい」と本気で謝っている姿も
カッコつけなさすぎて、それがすごいアピール力なのです!


男性がちょっと凹んでいる時とかの「隙」は、女がキュンとする要素ですよ。
きっと男性サイドからは永遠に理解できないでしょうが。(笑)
それが彼からは常時出ているのです。
なんでしょうあの生き物は。
面白すぎるわカワイすぎるわ、もうどうしていいのやら。


笑いのネタとしては王道なのですが、
間は上手いしテンポは良いし、
その前でどんなに笑わせてても、本筋のシリアスなセリフに入ると
お客様を一瞬で集中させるし、逆も叱り。
正規のセリフは半分以下じゃないかなーって位
アドリブのガチンコ勝負が多いのですが、
(↑役者の目の色が変わるのですぐ判る。/笑)
芝居が壊れない確信が不思議とあって、安心して見ていられる。
役者の上級テクニックを駆使して、グダグダな雰囲気を醸し出す(笑)、
すごーく贅沢な空間でした。


一部箔押し、一部PP加工、全体的に浮き出し加工を施した
この公演のチラシを見て、
「クレイジーだ!!」と広報美術様と驚愕しました。
幾ら掛かってるんだか。うーん。さすがだ。