ユズル氏が出演している、「大江戸に降る雪」鑑賞。
新宿のSPACE107という劇場だったのですが、
気が付いたら新宿シアターモリエールの前におりました。
これを話した皆さんから、「真逆じゃん!!」と突っ込まれました。
うーんおかしいなあ。何の迷いも無く、こっち来ていたよ…。


早めに行動していたおかげで、
無事開演前にはちゃんと到着しました。
良かった。不幸中の幸い。


芝居は幕末の江戸のお話。
登場人物が20人くらいいるのですが、
ほぼ全員で殺陣をするシーンがあります!
すげえ!一人当たりのスペースが超狭い!!
迫力ありましたねー。


その中でも謎の盗賊さんがお気に入りでした。
盗賊って言っても何も盗まないんですが、
実はその人は暗殺されたと言われていた有名人物だったわけですね。
衣装もコ洒落ていて、殺陣も優雅。
ちょいちょい顔を出してくる割には、
ストーリィの上では何の役にも立っておらず、
カッコいいからまぁいいか的なキャラでした。
有能なのに、そして自分が有能なのを知っているのに役立たず!
ジョーカーのくせに切られなかったカード!
好きだ!


雰囲気だけで押し流してOKなのが芝居の良いところ。
押し流すだけの勢いがあるならそれでよいと思う。


暫くぶりにみたユズル氏のお芝居は、
銀金のヴァンプに参加していた時のような少年っぽい雰囲気がなくて、
ああ大人の男の人になったんだなーと感慨深かったです。
誰かが変わる前と後を見る事が出来るのは素敵な事ですね。