我らが原田出演の、
Nsquare プロデュース「in fantasioso」観劇。


アリスの要素がまじりつつ、マッドハッター達のポジションに
吸血鬼さんと狼男さんと蝙蝠男さん(←勝手イメージ)の、吸血鬼属性三人組。
人外はもう一名登場しまして、その方は雪女さん。


……………雪女?!(笑)


丁度「真夏の夜の夢」みたいな感じで、
吸血鬼属性達のちょっかいによって、一方通行カップルが増産されてました。
狼男さんが良かったです!愛されキャラ!
話の内部的には、失敗してばかりだが、
神の視点的には、彼がいるからこそ話が転がる道化役。
なのにツッコミ。
突っ込んで貰いたい吸血鬼と、ボケっぱなしで放置型の蝙蝠男。
この三人の関係性が良かったです。
吸血鬼さんと蝙蝠男さんがノリでうっかりと十字を切って
アワアワするところ、本当に可愛かったです。(死んじゃうから!)
そして正統派なツッコミをする狼男。
うーん。ナイストライアングル。


本編は人間と雪女さんの恋?物語。
誰かを救わない恋はちょっと切ないわ。
彼はきっと雪女さんと共存したかったなーと思うのだけど、
雪女さんはどうだったのかなぁ。
そして気遣い屋の弟の今後が気に掛かる。
吸血鬼属性の人たちは、ああして
戻りもせず進みもせずに百年単位で過ごしていくのだと思うと
いっそ可哀相でとても良い。


原田さんは恋に落ちていました。
そして、行動が大変良く似た姉弟でした。血のつながりを感じました。