最近、お話作り仲間で盛り上がっている話題があります。


私が説明した時の比喩にのっとり、
「チョコレートケーキ」と呼ばれる話題です。
以下、比喩の概要です。


チョコレートケーキを作ろう!と思って色んな材料を揃えて作り始める。
でも粉をふるっている間に、
「あ・・・でも私、オレンジも好きなんだよね」とか思い始め投入。
「この間買った、ハンドミキサー使おう〜」とか
「ダイエット中だから生クリーム入れるの止めようかな〜」とかやってる内に、
「あれ?台所がぐちゃぐちゃでオーブン使えないじゃん!やべ!整頓しよ!」と、
まっさきにチョコレートを捨ててしまうと言う恐ろしい現象。
ケーキ作りに慣れていれば、美味しいオレンジケーキは作れるかもしれない。
でも、それってぶっちゃけどうなの?


・・・・・・・てなことが、お話作りで往々にして起こるよね、という話。


人様のを見れば、「あ、チョコが消えてオレンジ登場だ」って判る。
でも、自分が書いてると、判らないんだよ!という悲痛な叫びなんですよ。


お客様に振舞う段階で、そのオレンジケーキが美味しければ、
最初にチョコレートケーキを作ろうと思ってた事実はどうでもいいですよね。
でも割とそういうのバレるんですよ。芝居は特に。(苦笑)
だから、チョコレートを作ろう!と思った時点で、
チョコをしっかりと間違いなく認識し、正しい手順で調理をすることが重要。


私自身は、チョコを発見する方法は最近判ってきたように思う。
(チョコは絶対あります。チョコレートケーキを作ろうと思ったのだから。
だから、探索し、発見するものなのです。)
でも、美味しいのを作る技術はまた別。(涙)
まだまだ、みんなと一緒に頑張ります。