内閣文庫

今回の旅行の目的、博物館明治村へ!


この明治村というのはですね、
名古屋からは電車とバスで1時間ぐらい。
明治期の歴史的・芸術的に価値のある建物を移築した野外博物館です。
そう、建造物の博物館です。
江戸東京たてもの園に行ってから
2週間で愛知まで来ている自分の直下型っぷりに苦笑いも出ます。


いやもう本当に楽しかったっていうか広かった・・・!!
広いのは知っていたので、
開館と同時に入れるように早起きしても、
興味のない内部展示は全部スっ飛ばしても、まだ時間が足りない。
(冬場は閉館が16時とこれまた早い。)
あのライト設計の帝国ホテル内で
ライトデザインの椅子に座ってお茶したかったのに、ちょっと無理だった。


しかも、時間決めされたガイドさんに案内してもらわないと、
2.3階が見れなかったり、下手すると内部も見れなかったりする建物があるので
そのタイムスケジュールが難しい。
でも、案内してもらった所はどこも見ごたえ充分!絶対見た方がいい・・!
竣工したばかりの芝川邸では、
一人で東京から来たって言ったら、サービスで案内してもらっちゃたし。


なんというか、
明治という時代背景にしてもそうだし、
お金がかかる建造物ということにしてもそうだし、
デザインも用途も、高い志とともにある訳で。
その志は、デザインした人も作った人も作らせた人も全部いなくなった後でも、
建物から香ってくるような、そんな気がします。
また、この博物館を創設されたお二人を心から尊敬いたします。


これらの建物が実際に使われていた姿を見てみたかったなァ・・・。
ルネッサンス様式の内閣文庫(明治政府の中央図書館。)に
和装の人間が入っていったかもしれないと想像するだけで、
体温が2度上昇します。(←もの書きの遊び)


ここは素晴らしい博物館です。オススメです。
私もまた行きたい。今度は2日間かけたい。
友人の誰かに、ここの聖ザビエル天主堂で結婚式挙げて、
帝国ホテル中央玄関で披露宴をして欲しいなァ・・・。