Island『神が叫ぶとき』観劇。


聖書は繰り返す。
エスの再来と、十二使徒(+α)の血を受け継ぐ者たちのお話。


いやいや。面白かったです。
知らない話じゃないだけに、設定が全部でるまでは、
ファンタジー度と時間軸のありとあらゆる組み合わせを探っていた。(笑)
1800年後のお話なのね!大雑把に言うと、皆さま子孫なのね!
・・・・よさげな設定じゃないか。


銀金の公演にも出演頂いた、栗城くん演じる洗礼者ヨハネ(の末裔)が壺キャラでした。
一番ストイックで、苦しみながらも、自分の血に課せられた物を果たそうと必死で。
必死にならなければならないってことは、逆ベクトルの願いがあるってことで。
弱いなあ。全部判っているにも関わらず、諦めきれてない人。
しかも最後に、自分の血にちょっと抗ってみちゃったところが好きだ。
自分の望みに正直なだけの人より、色々思ってしまう。


そもそも、このモチーフが私の趣味だしね。
この1800年の間にあったかもしれない事件を考えてニマニマします。
(↑もの書きのお金の掛からない遊び。人の土俵ほど楽しい。)
ユダとヨハネが普通に友達やっていたのが好きだった。
血で繋がれた話の中で、血でない関係性というのは、
鮮やかに爽やかに目に映る。