広報美術様と蜷川演出歌舞伎「十二夜」を見てきました!
久しぶりの歌舞伎座
初めての尾上菊之助です。


花が!飛んでいましたよ菊ちゃん。
双子の兄妹の二役、しかも妹は男装をして奉公するので、
実質三役を素晴らしく演じ分けておりました。
声の使い分けも凄かった。大変キレイだった。
そしてナンですかそのお坊ちゃんオーラは!
悲劇性の欠片もないのが妙に可笑しかったヨ。
ありがとう菊ちゃん。私は映画「怪談」を見に行きます。


後は市川亀治郎さんが良かったです。
自由に芝居を楽しんでいる感じは気持ちがいい。


場面展開はデカイ廻り舞台がゴゴゴゴ〜と廻って装置がそっくり入れ替わります。
舞台装置が変わっている間、
串田さん(=コクーン歌舞伎)はそこにミニコントを持ってくるので(笑)
そのテンポ感が好きな私にとっては転換がちょっと長く感じたかな。
でもハーフミラーの演出は、やっぱりカッコいい。
舞台装置も衣裳も全てが豪華!!


年月を持って積み立てた「芸」がいい感じに無駄遣いされていて、大変に面白かった。
歌舞伎を使って遊ぶだなんて、贅沢だねぇ蜷川さん。