噂の「ハチクロ」読破しました〜。
皆が私に「絶対好きだから!」と薦めていた理由が良く判る。
続きが読みたいあまり、
夜中に24時間本屋さんまで自転車を走らせてしまいました。


花本先生カッコイー!!!
当初から好きでしたが、進むにつれて株が上がること上がること!
男前過ぎて、ラスト巻ではゴロゴロ転がりました。


そしてもう一人の大好きなキャラは・・・
何となく判っていましたが、終わりのない戦いに出たんだね・・・。
人よりもたくさんの事が見えてしまうだろうに、
それでも慈しみ、優しくさりげなく皆をフォローしていく彼が好きでした。
恋愛として上手くいかなかったのは
才能と情熱を持って生まれてきてしまった自分自身に手一杯だったからで、
それでも彼女との間に深い共鳴を得て
この先の彼が孤独にならずに済むんだと思いたい。


・・・と紙上の人間相手に心を痛めるのは
物書きのお金のかからない遊びです。
いいんだいいんだ。
実在しようとしまいと、一方的な解釈なのは変わらないんだ。
その人の言動に泣いてしまう事実も、きっと変わらない。
読んでいると、何がしかの衝動に駆られる素晴らしい作品でした。