2007-01-03 ■ 読書 恩田陸「六番目の小夜子」読了。 ドラマ化された時に1.2回見てちょっと気になっていたタイトル。 大分違っていましたけど。 噂どおり、読後感は充実しているのに、 良く考えてみると補完されていない伏線がある。 でも雰囲気は好き。 秋のキャラクターが鮮やかでしたし。 しかしなんでしょうね、この全体的に漂う「ちょっと昔」スメル。(笑) 箱庭(=世界観)に不完全さがあるのですが、 キャラの強さがそれを補っている不思議なバランス。 妙に他の本も読みたくなる作家さんでした。