森博嗣「カクレカラクリ」読破。


森氏の淡白な文章と表現に油断していたら
最後にうっかり泣いてしまった。(またか)
森氏の文は必要最低限の言葉で出来ている印象がある。
それが積み重なって
いつの間にかチャンネルが合っていて、
いつの間にか登場人物の揺らぎに共鳴してしまう。


それが快感で森氏の本は大好きだ。
読みたくなった時には確実に新刊がある作家って素晴らしい。
彼の著作は30冊以上読んでいるのに、追いつける気がしない。
Gシリーズは「φ」は読んだが、気が付けばもう5冊目だし。
発刊ペースが早すぎると文句を言われる作家。ありえん。(笑)