「…っていう登場の仕方をしたいんだって。」
「判った。その前フリを私達ですればいい訳ね。」
「〜〜とか言えばいいんだろ?」
「セリフはアドリブで任すわ。ウチラは適当に乗っかるから。」
「でも照明さんと音響さんにはなんて言う?」
「きっかけゼリフを伝えとけば大丈夫でしょ。」
「きっかけだけは外さないように。」
「っていうかさ、その芝居はコテコテでいくの?マジっぽくいくの?」
「ここはマジで行こうよ!」
「お客さんがザワザワするぐらいが丁度いいんじゃない?」
「じゃ、それで!当日よろしく!」


…という会話は、今度の公演の打ち合わせではなく、
友人の結婚式の二次会の話です。
新郎新婦が再登場の時にパフォーマンスをしたいというので、
それなら演出しなきゃ!とコ芝居をすることに。
全員が現役者か元役者なので、
この程度の打ち合わせで、みんなちゃんとやれる。便利だな、役者。
受付だって当日言われても滞りなくできるだろうし。
便利だな、小劇場出身者。
むしろ逆に『盛り上げすぎ禁止令』が発令された。
うん気をつける。仕事しすぎも気をつける。一応ドレスだしね。


今日の余興歌練習は弱音をあまり吐かなかった!
だいぶ良くなったと原田先生よりお褒め頂いたし!
残り少ない練習日。やるからにはやってやりますよ!